廃墟が好きです。
そういえば、小学生の頃、誰も住んでいない近所の洋館に忍びこんで遊んでいました。
怒られるから親にはぜったいに内緒で。
「旅」の取材でも、近代化遺産の取材のときはついテンションが上がります。
瀬戸内海の犬島や門司のビール工場跡を取材したときも、カメラのシャッター切りまくりました。
1月20日発売予定の九州特集では、筑豊地方の炭鉱跡を訪ねました。
きっかけは、昨年、ユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛さんの炭坑記録画です。作兵衛さんの絵によって、にわかに世界中が筑豊の炭鉱遺跡に注目しはじめました。
そういえば、小学生の頃、誰も住んでいない近所の洋館に忍びこんで遊んでいました。
怒られるから親にはぜったいに内緒で。
「旅」の取材でも、近代化遺産の取材のときはついテンションが上がります。
瀬戸内海の犬島や門司のビール工場跡を取材したときも、カメラのシャッター切りまくりました。
1月20日発売予定の九州特集では、筑豊地方の炭鉱跡を訪ねました。
きっかけは、昨年、ユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛さんの炭坑記録画です。作兵衛さんの絵によって、にわかに世界中が筑豊の炭鉱遺跡に注目しはじめました。
とはいえ、近代化遺産ブームというのは、
ここ数年じわじわきていたような気もします。
2008年にはこんな本も出ています。
筑豊近代遺産研究会『筑豊の近代化遺産』(弦書房)
筑豊地方の田川や飯塚を車で走っていると、小さな山を目にします。
これがボタ山。使えない石炭を積み上げた、石炭のお墓みたいなものです。
私は五木寛之さんの小説『青春の門』で知りました。
こちらもまた別のボタ山。
かつてはどのボタ山も黒々していたのに、今では雑草が生えて、たいてい緑色。
土はふかふかしていて、栄養満点な感じです。