矢来町ぐるりとは？

　ご存知ラミレスが外国人枠で入団した選手としては初となる日本球界通算2000本安打を達成した。

　2001年にヤクルト入団以来、巨人、DeNAと渡り歩いたラミレス。13年目での達成はお見事の一語。ファンサービスにも熱心で、誰からも愛されているラミちゃんだが、来日以来、ある“疑惑”が記者たちの間で囁かれている。

「ズバリ“年齢詐称”です」

　と、スポーツ紙ベテラン記者が明かす。

「大リーグでもよくありますが、ラミレスに限らず中南米出身の選手は、自分の“賞味期限”を長く見せるために年齢をサバ読みする。ラミレス同様、ヤクルト、巨人で活躍したペタジーニにも同様の疑惑があった」

　そういえば、ペタジーニには25歳年上の姉さん女房がいたが、ラミレスの妻・エリザベス夫人も14歳年上。

「ラミレスと再婚した夫人には連れ子がいて、昨年3月、その連れ子（29）に娘が生まれた。ラミレスにとっては2人目の孫だったのですが、その際“額が僕と似ている”とポロリと漏らしたんです。血が繋がってないはずなのに……」（同）

　本当は実の子だが、公称年齢と辻棲が合わなくなるので、あえて連れ子ということにしているってこと？

「今年2月のキャンプ中にも“今年、ベネズエラでは42歳。でも日本では38歳。頑張ります”なんていう挨拶をしています」（同）

　いずれもジョークということになっているが、つい本音が出てしまい、ごまかしたようにも思える。

「いや確信犯ではないか」

　と、別のスポーツ紙デスクが推理する。

「ラミレスは以前から“日本で監督になりたい”と公言していますが、最近“帰化したい”とも言うようになった。帰化となると、嘘をつき通すわけにはいかない。つまり、これらはカミングアウトの“布石”では？」

　もし本当は42歳、あるいはそれ以上の年齢だとしたら、それはそれで賞賛すべきかもしれないが……。