中日・岩瀬仁紀(38)が通算350セーブをマークした。日米通算では381セーブの佐々木主浩がいるが、日本プロ野球としては前人未到の大記録だ。
しかしこの男、どことなく地味な存在である。
「シーズン中にコメントすることを嫌いますし、記録にこだわりがないので、余計にそう見えるのかもしれません。そもそもプロ入り前から地味ですけどね」
と、スポーツ紙ドラ番記者が語る。
「甲子園経験はなく、大学も愛知大というローカル大学。しかも当時は主に野手としてプレーし、通算安打数は大学リーグ記録に1本足りない歴代2位です」
NTT東海を経て99年、ドラフト2位で中日に入団。当初は中継ぎだったが、04年、抑えに抜擢された。その後の活躍は周知の通りで、「14年連続50試合登板」や「8年連続30セーブ」など前人未到の記録を更新し続けている。
これだけの男が、メジャーに色気を見せることなく、職人のごとく黙々と投げ続けている。もっと賞賛されてしかるべきではないか。
「岩瀬の凄いところは抑えとして復活したことです」
とは、自身も中日で抑えとして活躍した野球解説者の与田剛氏。ここは皆を代表して岩瀬を褒めて頂こう。
「2、3年前、チームやファンから信頼を失いかけました。“世代交代”と言われ、実際、9回2死から降板させられたりした。ところが昨年、持ち前の精神力と技術で再びセーブ王に返り咲いた。こんな投手は見たことがありません」
もっとも、岩瀬といえば“日本人最高年俸”の座に君臨していた選手でもある。
「今季遂に巨人・阿部に抜かれましたが、それでも推定3億7000万円と大卒サラリーマンの平均生涯収入を優に超えています」(先の記者)
昨季は1イニング880万円!……やっぱり褒めなくてもいいかな。
しかしこの男、どことなく地味な存在である。
「シーズン中にコメントすることを嫌いますし、記録にこだわりがないので、余計にそう見えるのかもしれません。そもそもプロ入り前から地味ですけどね」
と、スポーツ紙ドラ番記者が語る。
「甲子園経験はなく、大学も愛知大というローカル大学。しかも当時は主に野手としてプレーし、通算安打数は大学リーグ記録に1本足りない歴代2位です」
NTT東海を経て99年、ドラフト2位で中日に入団。当初は中継ぎだったが、04年、抑えに抜擢された。その後の活躍は周知の通りで、「14年連続50試合登板」や「8年連続30セーブ」など前人未到の記録を更新し続けている。
これだけの男が、メジャーに色気を見せることなく、職人のごとく黙々と投げ続けている。もっと賞賛されてしかるべきではないか。
「岩瀬の凄いところは抑えとして復活したことです」
とは、自身も中日で抑えとして活躍した野球解説者の与田剛氏。ここは皆を代表して岩瀬を褒めて頂こう。
「2、3年前、チームやファンから信頼を失いかけました。“世代交代”と言われ、実際、9回2死から降板させられたりした。ところが昨年、持ち前の精神力と技術で再びセーブ王に返り咲いた。こんな投手は見たことがありません」
もっとも、岩瀬といえば“日本人最高年俸”の座に君臨していた選手でもある。
「今季遂に巨人・阿部に抜かれましたが、それでも推定3億7000万円と大卒サラリーマンの平均生涯収入を優に超えています」(先の記者)
昨季は1イニング880万円!……やっぱり褒めなくてもいいかな。