ドラフト1位で巨人入りした原監督の甥・菅野智之(23)がキャンプでやたらと持ち上げられている。
阿部や杉内といったチームメイトに始まり、視察した各解説者も軒並み高評価。金田正一氏に至っては、
「俺みたいや。大谷や藤浪なんて比べ物にならない」
と、大谷らを直に見てもいないのに絶賛した。
そして2月10日には、長嶋茂雄終身名誉監督がご登場。こちらも、
「悪くても12~13勝はする」
と太鼓判を押した。
「この時期、スポーツ紙はどこも威勢のいいことしか書きませんよ」
と鼻白むのは某G番記者。
「フォークはすっぽ抜けるし、直球もさほどスピードを感じない。“本格派”という看板も怪しいですよ」
別のG番記者も、
「最速157キロと言っても、5~10キロ速く計時されてそうな神宮球場でのことですからね。変化球のキレも大したことない。スタミナ面も未知数です」
もちろん、某野球評論家のように、
「それなりにいいと思うよ。川口投手総合コーチが“澤村の入団時より遥かに上”と言っていたけど、同感だね」
と評価する声もあるにはある。それでも、
「彼の最大の懸案は“1年間実戦から離れた”こと。去年プロ入りしていたら2桁勝利を挙げて、澤村以上の成長を遂げていたはず、そのくらいの評価は元々あった。浪人中も投球練習はしていたわけだから、ブルペンでそれなりの球が放れるのは当たり前で、問題は実戦。紅白戦なんか真剣勝負じゃないし、オープン戦もWBCで主力不在だから割り引いて考えないと」(同)
さるスポーツ紙デスクからは別の“疑問符”も。
「原監督は記者に“伯父や甥と書くな”と厳命していますが、監督こそ意識し過ぎ。長嶋さんが監督の頃、仲人を務めた堀内恒夫に厳しく当たっていたけど、原監督も菅野に無駄に厳しくしそう。それが原因で“伯父さんと野球がしたい”と巨人入りした菅野が潰れなければいいんですが……」
“?”を“!”にできるか。
阿部や杉内といったチームメイトに始まり、視察した各解説者も軒並み高評価。金田正一氏に至っては、
「俺みたいや。大谷や藤浪なんて比べ物にならない」
と、大谷らを直に見てもいないのに絶賛した。
そして2月10日には、長嶋茂雄終身名誉監督がご登場。こちらも、
「悪くても12~13勝はする」
と太鼓判を押した。
「この時期、スポーツ紙はどこも威勢のいいことしか書きませんよ」
と鼻白むのは某G番記者。
「フォークはすっぽ抜けるし、直球もさほどスピードを感じない。“本格派”という看板も怪しいですよ」
別のG番記者も、
「最速157キロと言っても、5~10キロ速く計時されてそうな神宮球場でのことですからね。変化球のキレも大したことない。スタミナ面も未知数です」
もちろん、某野球評論家のように、
「それなりにいいと思うよ。川口投手総合コーチが“澤村の入団時より遥かに上”と言っていたけど、同感だね」
と評価する声もあるにはある。それでも、
「彼の最大の懸案は“1年間実戦から離れた”こと。去年プロ入りしていたら2桁勝利を挙げて、澤村以上の成長を遂げていたはず、そのくらいの評価は元々あった。浪人中も投球練習はしていたわけだから、ブルペンでそれなりの球が放れるのは当たり前で、問題は実戦。紅白戦なんか真剣勝負じゃないし、オープン戦もWBCで主力不在だから割り引いて考えないと」(同)
さるスポーツ紙デスクからは別の“疑問符”も。
「原監督は記者に“伯父や甥と書くな”と厳命していますが、監督こそ意識し過ぎ。長嶋さんが監督の頃、仲人を務めた堀内恒夫に厳しく当たっていたけど、原監督も菅野に無駄に厳しくしそう。それが原因で“伯父さんと野球がしたい”と巨人入りした菅野が潰れなければいいんですが……」
“?”を“!”にできるか。