大切なひとへ贈り物をするとき、フランスでは自分でラッピングしたものを差し上げるのが、一番礼儀正しいと言われているそうだ。たとえ高級ブランド品のプレゼントでも、その店の包装紙よりも相手のためにわざわざ選んだ紙とリボン、メッセージカードのほうが、数倍価値がある。きっと贈り物に込めた思いがより伝わるからなのだろう。
1880年に創業したここは、もともと帽子の素材を売る店だった。その名残りとともに、店は圧倒されるほどの数のリボンでぎっしりと埋めつくされている。
「数えたことはないし、さぁ何種類かな」とご主人のモランさん。1900年代のアンティークリボンもある。ここまでしっかりと目が詰まったシルクサテンは、現代ではもう手に入らないそうだ。淡い配色の刺繍のリボンは30年代の粋なデザイン。これらはラッピングにというよりはクチュール用として買い求められる。さて、自分にはどんな使い道が? 想像はどんどん膨らんでいく。
● 3 et 4, rue de Choiseul 75002
● TEL:01-42-96-98-30
● 営:10:00~18:00
● 休:土、日、祝
● カード:MASTER、VISA
●1ユーロ(€)=約98円(2012年1月現在)●電話:日本からは010(国際電話識別番号)のあとに33(フランスの国番号)をつけ、市外局番のはじめの0をとった番号にかけます。01 23 45 67 89ならば、010 33 1 23 45 67 89となります。●掲載されたショップの営業時間や料金、定休日などは変更になる場合があります。
● TEL:01-42-96-98-30
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●1ユーロ(€)=約98円(2012年1月現在)●電話:日本からは010(国際電話識別番号)のあとに33(フランスの国番号)をつけ、市外局番のはじめの0をとった番号にかけます。01 23 45 67 89ならば、010 33 1 23 45 67 89となります。●掲載されたショップの営業時間や料金、定休日などは変更になる場合があります。