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「著名人」を標的にするホリエモン「新ビジネス」|「週刊新潮」6月13日号
 仮釈放から2ヵ月余。ホリエモンこと堀江貴文氏(40)が始めるのは、著名人の公開グループトークをスマートフォンで見ることができる新ビジネスとか。

 堀江氏が立ち上げたロケット開発会社「SNS」とIT企業の「サイバーエージェント」が50%ずつ出資し、6月3日に「7gogo」(ナナ・ゴーゴー)なる新会社を設立。社長にはサイバーの藤田晋社長が就任。堀江氏は役員には就かず、「ファウンダー(設立者)」として、アプリの開発に当たるという。

 彼らがターゲットとして誘い込もうとしている著名人たちは誰なのか、サイバーエージェントに尋ねると、

「まだこれからです」

 と言うので、コンテンツについて解説してもらった。

「トークと言っても、実際に会話をして見せるわけではありません。スマートフォンのグループチャットアプリを利用し、テーマについて意見なり、感想なりを文字や絵文字、画像などで表現してもらい、会員が見られるようにするのです」

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう語る。

「堀江君が提供しようとしているのは、『朝まで生テレビ!』でやっているような議論を、スマホ上で24時間365日やるプラットホームでしょう。多くの芸能人ブログは一方的に情報を発信するだけで、行き詰まっていますが、テーマを設け、トークバトルをさせれば注目度は上がると思います」

 7gogoは著名人のグループトークをタダで見せるそうだが、収益はどうやってあげるのだろう。

「会員が増えれば広告収入が見込めます。著名人のトークに一般の会員がどんな反応を示したか。集積していけば、ビッグデータとしてマーケティングに活用できるのではないか」(同)

 狙いは標的の著名人より、トークに群がる一般人かも。
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