「10年に一度の当たり年(98年)」「ここ10年で最高(01年)」「100年に一度の出来(03年)」「ここ数年で最高(05年)」「50年に一度の出来(09年)」と、これまで、冗談みたいにトバした公式キャッチコピーを、その年出来たワインに冠してきた仏ボージョレーワイン委員会。それが今年は「史上最悪の不作」だそうな。これまでの大風呂敷を考えると、こりゃ一大事だあ!!
ということで、真相を確かめるべく、今回はフランス食品振興会主催「2012 ボージョレー・ヌーヴォー解禁カウントダウンパーティ」へ出かけてみた。
解禁日前日、11月14日の21時半スタート、0時ちょうどに乾杯し、夜中の1時まで開催。ゲストはお笑い芸人スギちゃんと髭男爵。あともう一人「人気女性モデル」。これはギリギリまで未定だった。スケジュールはバブリーだが、内容ダサいな。ワイン飲み放題で、お値段6825円也。高いんだか安いんだか。
ちょっとオシャレ気分のOLさんたち
この日は11月にしてはかなり寒く、厚めのコートを着てきたので、クロークに預けようとすると「クロークは用意しておりません」。えッ? パーティなのにクロークなし? 受付の後ろにいっぱいコインロッカー並んでるけど。「本日はお使いいただけません」。……あっそ。