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 「麻生太郎」派閥懇に“いいね!”が出るワケ|「週刊新潮」4月18日号
 口が悪くて尊大な人かと思ったら、意外にも人気があって――。

 いま自民党担当記者の間で、麻生太郎・副総理兼財務相(72)率いる派閥の記者懇談会が評判になっている。為公(いこう)会(麻生派)の記者懇に“いいね!”が出るワケとは――。

「記者懇は、派閥の議員と各媒体の担当記者が一堂に会する食事会で、基本的に会計は派閥持ち。ありがたい情報交換の場です」

 とは、自民党担当記者。

「その記者懇を国会開会中のほぼ毎月、開いているのが麻生派。しかも、いつも小洒落た店を使うので、麻生派の担当記者が他の記者から羨ましがられている」

 先月は21日、赤坂サカスに程近い料亭「赤坂美料あけち」で行われた。1人当たりの予算が1万円以上という高級店だが、

「そもそも他派閥では、記者懇なんて滅多にない」

 と驚くのは、自民党のベテラン秘書。

「二階派は年に1~2回で、派閥の幹部しか参加しない場合もあるし、岸田派や額賀派はほとんど開かない。町村派は、町村信孝会長が担当記者と食事をすることはあっても、派閥としての記者懇はありません」

 麻生派が際立っているのは、記者懇だけではない。

「派閥の拡大傾向も群を抜いている。新人議員の囲い込みに成功し、選挙前の12人から34人まで一気に数を増やした。年明けに他派閥の議員が新人を誘ったら、“麻生先生にお世話になっているので”と断られたそうですよ」(自民党関係者)

 大島派や谷垣グループとの合併も囁かれるゆえ、

「記者懇は“麻生総理”に向けた懐柔策」(先の記者)

 とさえ言われている。

 金、女、旨いメシ――。今も昔も変わらぬ人心掌握の極意。
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