作家ヒラリー・マンテル女史(60)が放ったキャサリン妃への“マネキン”発言で、英国内は騒然となった。
「2月4日、大英博物館での講演で、マンテル氏が過去の王族とキャサリン妃を比較してみせたのです」
と、ロンドン在住のジャーナリストが語る。
「キャサリン妃は作り笑いを浮かべたショーウインドウのマネキンで、跡継ぎを産むのが役割。王室にデザインされてつくられたプリンセスと酷評しました。彼女の著書に出てくるヘンリー8世の2番目の妃、アン・ブーリンと比較し、キャサリンに聡明さはないし、ぎこちない少女から強い大人へ変身した、ダイアナ妃のような才能もない、と」
英メディアは女史に噛みついた。デーリー・メールが“驚きと悪意に満ちた攻撃”と怒れば、デーリー・テレグラフは“王妃がさらにやせ細ってしまう”と危惧。キャメロン首相もキャサリン妃を擁護するコメントを出したのだ。
マンテル女史は、中部のイースト・ミッドランズ地方の出身。85年に『Every Day is Mother's Day』で作家デビュー。09年、ヘンリー8世を描いた『ウルフ・ホール』でブッカー賞。昨年もその続編で2度目のブッカー賞に輝いている。
「彼女の広報担当者は、発言は批判ではなく、同情だといっています。過去の王室の女性たちも王室という籠に捕らわれた置物だったと述べています」
日本では、早川書房から『ウルフ・ホール』の翻訳本が出ている。
「王室をテーマにした小説が多く、文章はユーモラスで知的。英国では人気作家です」(担当編集者)
今回の発言で『ウルフ~』の売り上げがぴょんと跳ね上がったそうな。
「2月4日、大英博物館での講演で、マンテル氏が過去の王族とキャサリン妃を比較してみせたのです」
と、ロンドン在住のジャーナリストが語る。
「キャサリン妃は作り笑いを浮かべたショーウインドウのマネキンで、跡継ぎを産むのが役割。王室にデザインされてつくられたプリンセスと酷評しました。彼女の著書に出てくるヘンリー8世の2番目の妃、アン・ブーリンと比較し、キャサリンに聡明さはないし、ぎこちない少女から強い大人へ変身した、ダイアナ妃のような才能もない、と」
英メディアは女史に噛みついた。デーリー・メールが“驚きと悪意に満ちた攻撃”と怒れば、デーリー・テレグラフは“王妃がさらにやせ細ってしまう”と危惧。キャメロン首相もキャサリン妃を擁護するコメントを出したのだ。
マンテル女史は、中部のイースト・ミッドランズ地方の出身。85年に『Every Day is Mother's Day』で作家デビュー。09年、ヘンリー8世を描いた『ウルフ・ホール』でブッカー賞。昨年もその続編で2度目のブッカー賞に輝いている。
「彼女の広報担当者は、発言は批判ではなく、同情だといっています。過去の王室の女性たちも王室という籠に捕らわれた置物だったと述べています」
日本では、早川書房から『ウルフ・ホール』の翻訳本が出ている。
「王室をテーマにした小説が多く、文章はユーモラスで知的。英国では人気作家です」(担当編集者)
今回の発言で『ウルフ~』の売り上げがぴょんと跳ね上がったそうな。