住宅街や森の中にある、楽しく歩ける散歩コース、それがフットパス。
取材前にフットパスのコースをいくつか実際に歩いて下見しました。
今回はそのうちのひとつ、町田市にある「相原フットパス」をご紹介します。
出発地はJR横浜線の相原駅。新宿から50分ぐらいです。
歩き始めるとお店はしばらくないので、駅前のコンビニなどで
飲み物や軽食を買っておくのがおすすめ。
ちょっと歩くとすぐこんな風景。
畑の脇を通ります。
なんとものどかな風景。
さっきまで新宿の人ごみの中に
いたとは思えません。
個人の方の畑なので脇を通るだけ・・・
山道へと入っていきます。
木漏れ日の美しさにしばし
立ち止まって深呼吸。
あたりは静かで、
鳥の声しか聞こえません。
ここから尾根道を歩いていきます。
この辺りは平安時代の窯跡が
あったところ。
当時としては国内最大級だったと
言われているそう。
今は静かな森が広がっているけれど、
ここで焼き物を作っていたのか、
といにしえの時代に思いを馳せます。
陶板に窯跡の説明が書いてあります。
「みなさんがこれから歩く道は、
古代の工人たちが窯へ向かった
通勤の道であり、製品を運び出した
道なのです。」
道標があるから安心。
七国峠に向かって、
七国古道を歩きます。
このあたりは昔見晴らしがよく、
七つの国が見渡せたことから
「七国峠」という名前が付いたそう。
尾根道から時折遠くにある町が
見渡せます。
高層マンションやビルが建っていて、
今歩いているところとは別世界のよう。