東京から高速船で3時間の距離にある新島と式根島は、東京在住者にとって、思い立ったらすぐに行ける身近な島です。
島では、完全に気持ちのスイッチが切り替わります。頭のスイッチのほうは、もう、完全にオフ!
こんなにのんびりできて気持ちのいい場所が身近にあったんだな~と感心し、いままで訪れなかったことを後悔すらしました。
東京から島へと向かう高速船の中。
ちょっと居眠りしたなと思ったら、もう新島に着いていました。
●新島
新島の羽伏浦(はぶしうら)海岸。
はあ~。
ここに着いた途端、「疲れたらまた来よう」と思いました。
これは新島のいたるところで見かけるモヤイ像のひとつ。新島では、コーガ石という、軽石のようにやわらかい石が採れます。そのコーガ石を使って彫られたモヤイ像です。
新島ではコーガ石を原料にしたガラス製品も作られています。きれいなオリーブグリーン色が特徴です。
「新島ガラスアートセンター」でガラス製品を作る、修業中の若い職人さん。作業の見学もできます。
新島で宿泊したのは「カフェ+宿 saro(サロー)」。
一昨年の夏にオープンしたこの宿に泊まることをとても楽しみにしていました。
(左)ここを右に曲がった路地の先に、目的のお宿が!(右)サローの玄関。
1階のカフェ。宿泊客はここで食事をいただきます。
オーナーの高野さんによると、もともと民宿だった物件を改装したそうです。
畳の部屋に中古のテーブルや椅子が置かれ、「いまふう」なインテリアです。
カフェの一角。宿泊客はいつでも自由にこのスペースを利用できます。
ここでくつろいでいると、宿泊客同士が自然と言葉を交わすようになります。
(左)2階の廊下。ゲストルームは2階にあります。
(右)2階の洗面所。いまふうにリノベーションをしていても、おしゃれすぎない、ふつうな感じがこの宿のいいところです。
お部屋はこんな感じ。朝は鳥の声で目覚めます。
サローの朝食。毎朝、絞りたてのジュースと手作りのスープがつきます。
(左)サローで飼われている猫のチョビ。一緒に遊んでいるとなごみます。
(右)カフェのランチメニューはこちら。