矢来町ぐるりとは？

五島列島のなかでも比較的本土に近い島、小値賀島（おぢかじま）。ここに、古民家を再生した宿とレストランが誕生して話題になっています。古民家を再生させて初めての今夏、予約も上々だそうです。


古民家再生はアレックス・カーさんの仕事。本誌（2011年9月号）でもご紹介していますのでぜひご覧ください。



上の写真もこちらも、漁港の前にある「日月庵」。2人で泊まる宿として、居心地のよさは理想的です。


寝室からは、こんな漁港の夕暮れも望めました。



朝食は、古民家レストランからのデリバリー。土鍋で炊かれたあつあつのご飯にお魚など。ごはんが美味しそうに盛れる器も古民家にはそろっています。

再生された古民家は4軒あります。人数や用途に合わせて選べます。先にご紹介した「日月庵」のお隣には、大人数のための「鮑集」という棟があるので、大家族で2棟使って島の夏休み、なんてことも楽しそうです。


こちらは町家風の古民家「先小路」。通りを歩く人々の声が聞こえてくる小路の中にあります。格子のある1階、2階（写真左）には通りを眺められる縁も。



こちらは少し趣の違う「親家」。かつての武家屋敷の地域の建物です。商家とは全く違う作り。歴史好きには面白い建物です。周囲の道（写真右）も整然としています。