1400~3000年前の美しい古代蓮(ハス)の群生地があるのです。
この「古代蓮」は、ある偶然で古代からの眠りから目覚めました。市の造成工事で、地中深く眠っていた古代の蓮の実が掘り起こされ、現代に蘇ったというものです。しかも自力で、自然発芽し、一斉に開花。なんとも時を超えた素晴らしい生命力です。
古代の人々も、この美しい花をみていたのですね……。
●花の一生
柔らかな緑色の大きな葉の間からすっくと伸びるつぼみ。まわりはまだ緑がかってます。
開きはじめは、濃いピンク。中の黄色とのコラボレーションが、可憐な美しさ。開花時間は早朝から午前中です。
花も盛りの美しさ! 色もますます艶やかです。開花時間は早朝から午前中です。
色も薄れていくのですね……。めいっぱい花びらをひろげて、神々しく光っているよう。
そして、たくましい実が残ります。
なぜか絵になる蓮の花と葉。
なんだかポエティックな花です。
糸とんぼも飛び交っていました。
古代人もこの風景の中にいたんですね、きっと。ちょっとロマンの一端に触れられたかのような。
この群生地のある「古代蓮の里」では、ほかの蓮も多く見られます。たとえば――
見頃は8月上旬まで。
行田は、足袋(たび)で栄えた町。次回は、足袋の工場のことなど、ご紹介します。写真は、オーダーできる半足袋。出来あがったものもご紹介できると思います。お楽しみに♪