7月号(2011年)の南九州特集内でご紹介した、熊本・阿蘇の「あか牛」。その取材先のひとつである産山(うぶやま)村には、実はもう一つの名物があります。その名は、「うぶやまの水」。
名水百選にも選ばれている
この水は、村内にある
池山水源から湧き出ています。
取材先のおばちゃん曰く、産山の自然が美しいのも、あか牛や、山菜や野菜や米がおいしいのも全て、この水があるからだそうです。取材の合間に、池山水源まで出かけてきました。
が広がっていました。この村には他にも、日本人なら誰もが懐かしく思える風景がたくさん残されています(ちなみに村内にはいまだ、信号機もコンビニもひとつもないそうです)。
湧き水、出てきてます、出てきてます!
さて早速、手で掬って一口飲むと、まろやかさとほのかな甘みが口に広がります。これで西瓜を冷やして食べてもおいしいのでしょうねえ……。わざわざペットボトルなどを車のトランクに詰め込んで、県外からここまで来る人も多いとか。ボトリングされたものも通販で売っているそうなので、気になる方はチェックしてみてください。でもおそらく、ここの水源で飲むのが一番おいしいでしょうね。
今年の夏は、水とあか牛の故郷、産山村で、のんびりと大人の夏休みはいかがでしょう?
(by 夏が恋しい編集F)