パリ取材を行ったのは1月の中旬。
パリのパン屋さんは、どこもガレット・デ・ロワ作りで大忙しでした。
1月は、どのお店にも目立つ場所にガレット・デ・ロワが並んでいます。
パリのパン屋さんは、どこもガレット・デ・ロワ作りで大忙しでした。
1月は、どのお店にも目立つ場所にガレット・デ・ロワが並んでいます。
どのパン屋さんにもガレット・デ・ロワがずらり!
ご存知の方も多いでしょう。ガレット・デ・ロワとは、フランスで1月に食べるお祝いのお菓子。
正確に言うとエピファニー(公現祭)というキリスト教の祭日に食べるお菓子です。
これがクリスマスから数えて2回目の日曜日にあたるのです。
この日が一番盛大ですが、ガレット・デ・ロワはクリスマスから1月いっぱいまでずっとお店に並んでいます。
パイ生地の中にアーモンドクリームが入っているのが一般的です。
中に2~3cmぐらいの陶製の人形、フェーヴが入っていて、
切り分けて食べた時にフェーヴが当たった人は
その年ずっと幸運が続くと言われているそうです。
取材したパン屋、ヴァンデルメルシュで記念に
いただいたフェーヴ。2cm四方のもの。
お店ごとに形や色もさまざま。
動物や人の形をしたものもあります。
ガレット・デ・ロワについてくる、紙でできた王冠。
フェーヴが当たった人がかぶり、その日のパーティーの王様になれるんだとか。
単純なゲームですが、子どもだけでなくつい大人も夢中になってしまうのが楽しいところ。