旅・街歩き

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
出雲そばは、いれものに特徴があるのはもちろんですが(詳しくは本誌を)、実は打ち方にも秘密があるのです。本誌でも紹介した、出雲市駅近くにある「献上そば 羽根屋」さんで、本場の技を、見せてもらいました。

通常、蕎麦を打つ際には、長さの違う麺棒を何本か使用するそうなのですが、出雲そばは基本的に、長い麺棒一本しか使わないのです。
さらに、東京などでは、生地を長方形に伸ばしていくのですが、出雲そばは、丸く大きく広げます。これは、スペースの都合もあるとか。

十分に生地を伸ばしたら、きれいに折り畳み、同じ太さになるように、包丁を入れていきます。まるで精密機械のような正確さ。職人の技が冴え渡ります。


「出雲そば」と一口に言っても、つゆのお出汁や、そば粉の割合、薬味の種類などは、お店ごとに違うということが今回の取材でよく分かりました。出雲にお越しの際は、数軒はしごして、お好みの出雲そばを探すのも楽しいかもしれません(食べすぎには注意!)

(by 編集F)

あわせて読みたい関連記事
  • RSSフィード
  • メールマガジン登録
  • 捕手3人目「2000安打」谷繁元信のコワモテ伝説|「週刊新潮」5月23日号

    話題

    捕手3人目「2000安打」谷繁元信のコワモテ伝説|「週刊新潮...

  • 元キャンペーンガールは美しかった! 『藤牧秀健の顔整体マッサージ 上げたい人は、下げなさい!』撮影裏話

    話題

    元キャンペーンガールは美しかった! 『藤牧秀健の顔整体マッサ...

  • 46 もぬけの殻|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子

    食・暮らし

    46 もぬけの殻|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子

  • 『忘れられた日本人』の世界――【書評】山村杳樹/『幸せに暮らす集落―鹿児島県土喰集落の人々と共に―』ジェフリー・S・アイリッシュ|「新潮45」2013年4月号

    話題

    『忘れられた日本人』の世界――【書評】山村杳樹/『幸せに暮ら...

  • 【書評】ホラーへの秒読み――みうらじゅん/私の名作ブックレビュー|「週刊新潮」5月16日号

    話題

    【書評】ホラーへの秒読み――みうらじゅん/私の名作ブックレビ...

  • 英紙が報じた「オランダ王室」12の秘密|「週刊新潮」5月16日号

    話題

    英紙が報じた「オランダ王室」12の秘密|「週刊新潮」5月16...

Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。