仮釈放イコール自由の身、というわけではない。証券取引法違反で懲役2年6カ月の実刑判決を受けて収監、3月27日に出所した“ホリエモン”こと堀江貴文氏(40)のことだ。
「刑期満了の11月までは保護観察処遇の状態。保護観察官や保護司に指導監督されます」(法曹関係者)
当然、窮屈である。住居の届出はもちろん、転居や7日以上の旅行には許可が、7日未満の旅行についても申告が必要だ。さらに、
「特別遵守事項がある場合は“いかがわしい場所への出入り、遊興による浪費、過度の飲酒”も規制されてしまうのです」(同)
自由人ホリエモンにとっては、手枷足枷だらけ。違反があったら“不良措置”として仮釈放が取り消され、塀の中へ戻らねばならない。
でもやりたいことが全然できないわけでもない。3月29日には、自身が創業したロケット開発会社「SNS」の打ち上げ実験に参加。さらに周囲が期待するのは、“馬主”への復帰だ。
「馬主としてホリエモンなる馬を中央や高知で走らせる他、廃止寸前の高崎競馬運営に参入しようとするなど、なみなみならぬ関心を持っていましたからね」(競馬記者)
ところが、馬主になるための基準は厳しい。競馬法施行規則によれば、“禁錮以上の刑に処せられた者”は馬主になれないのだ。
「現役の馬主がこの条項に触れた場合、その資格を取り消さねばなりません」(JRA広報)
再び馬主申請しても、門前払いがオチ。ただし、
「刑法34条の2では、刑の執行終了から10年間、罰金以上の刑に処せられなければ、刑は効力を失うと規定されています。つまり前科が消えて復権し、馬主になる資格が得られるのです」(先の法曹関係者)
もっともホリエモンにぬかりはない。
〈あと、10年は馬主になれんのです。〉
とツイッターでつぶやくあたり、とうにご存じの様子なのでした――。
「刑期満了の11月までは保護観察処遇の状態。保護観察官や保護司に指導監督されます」(法曹関係者)
当然、窮屈である。住居の届出はもちろん、転居や7日以上の旅行には許可が、7日未満の旅行についても申告が必要だ。さらに、
「特別遵守事項がある場合は“いかがわしい場所への出入り、遊興による浪費、過度の飲酒”も規制されてしまうのです」(同)
自由人ホリエモンにとっては、手枷足枷だらけ。違反があったら“不良措置”として仮釈放が取り消され、塀の中へ戻らねばならない。
でもやりたいことが全然できないわけでもない。3月29日には、自身が創業したロケット開発会社「SNS」の打ち上げ実験に参加。さらに周囲が期待するのは、“馬主”への復帰だ。
「馬主としてホリエモンなる馬を中央や高知で走らせる他、廃止寸前の高崎競馬運営に参入しようとするなど、なみなみならぬ関心を持っていましたからね」(競馬記者)
ところが、馬主になるための基準は厳しい。競馬法施行規則によれば、“禁錮以上の刑に処せられた者”は馬主になれないのだ。
「現役の馬主がこの条項に触れた場合、その資格を取り消さねばなりません」(JRA広報)
再び馬主申請しても、門前払いがオチ。ただし、
「刑法34条の2では、刑の執行終了から10年間、罰金以上の刑に処せられなければ、刑は効力を失うと規定されています。つまり前科が消えて復権し、馬主になる資格が得られるのです」(先の法曹関係者)
もっともホリエモンにぬかりはない。
〈あと、10年は馬主になれんのです。〉
とツイッターでつぶやくあたり、とうにご存じの様子なのでした――。