よもや、まさか――4月1日に判明した、長嶋茂雄氏(77)と松井秀喜氏(38)の国民栄誉賞ダブル受賞。だが、特に松井氏については様々な意見が噴出した。曰く〈嫌いじゃないけど、まだ早すぎる〉〈記憶にも記録にも残る選手か?〉〈日米での活躍を言うなら、トルネード投法の野茂英雄氏は?〉云々。
そもそもこの賞、管轄は内閣府。“広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの”の栄誉を讃えるのだが、人選は恣意的だ。
「近年は特に“贈られる側ではなく、贈る政治家のための賞”と言われることが多い」(政治部記者)
総理や閣僚が思いついた人物が“候補”になり、
「有識者のご意見を聞いた上で、1~2週間で決定します」(内閣府)
今回の“候補”選定は、ゴジラが先行していた。
「昨年12月の引退会見の直後、安倍総理が今井尚哉秘書官と“日米友好のシンボルとして松井氏にあげたい”と雑談したのがきっかけ。明けて2月には大鵬幸喜氏に授与しましたが、“没後では遅すぎる”という批判もあり、ならば松井氏の恩師の“ミスタープロ野球”も同時に、と話が膨らんだようです」(先の記者)
第一報が群馬の上毛新聞というのも不思議だった。
「高崎出身の下村博文文科相あたりから洩れたのかも。文科省は日本野球機構を所管していますからね」(同)
授与式は5月5日で検討中とされるが、この日は東京ドームでゴジラの引退式が行われる。ミスターも出席する予定のため、
「引退式に間に合わせた発表と見る向きもある」(同)
そうか、だから読売新聞は大ハシャギなのか……。
そもそもこの賞、管轄は内閣府。“広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの”の栄誉を讃えるのだが、人選は恣意的だ。
「近年は特に“贈られる側ではなく、贈る政治家のための賞”と言われることが多い」(政治部記者)
総理や閣僚が思いついた人物が“候補”になり、
「有識者のご意見を聞いた上で、1~2週間で決定します」(内閣府)
今回の“候補”選定は、ゴジラが先行していた。
「昨年12月の引退会見の直後、安倍総理が今井尚哉秘書官と“日米友好のシンボルとして松井氏にあげたい”と雑談したのがきっかけ。明けて2月には大鵬幸喜氏に授与しましたが、“没後では遅すぎる”という批判もあり、ならば松井氏の恩師の“ミスタープロ野球”も同時に、と話が膨らんだようです」(先の記者)
第一報が群馬の上毛新聞というのも不思議だった。
「高崎出身の下村博文文科相あたりから洩れたのかも。文科省は日本野球機構を所管していますからね」(同)
授与式は5月5日で検討中とされるが、この日は東京ドームでゴジラの引退式が行われる。ミスターも出席する予定のため、
「引退式に間に合わせた発表と見る向きもある」(同)
そうか、だから読売新聞は大ハシャギなのか……。