矢来町ぐるりとは?
ぐるり本棚
能登 ごはん便り
イマイマイズム見聞録
能登 ごはん便り
キリスト教美術をたのしむ
一日一押 駅スタンプ
ゴリヤクゴリヤク!~幸せになる神社めぐり~
阿佐ヶ谷書庫プロジェクト
>
食・暮らし
>
ワカメの芽のしゃぶしゃぶ|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子
[1/2]
次へ
ワカメの芽のしゃぶしゃぶ|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子
[著者]
赤木明登
(塗師),
赤木智子
(エッセイスト) [公式サイト]ぬりもの
www.nurimono.net
「ほんとうに、ぅまいもんは、四里四方の内にある」と、能登の人からよく聞いた。「ぅまいもん」とは、「うまいもの」のことで、最初の「ぅ」が、ほとんど発音されていないので、能登弁に慣れない耳には「まいもん」としか聞こえない。この言葉も含めて、二十数年前に初めて訪ねた奥能登で、年配者と会話すると、まるで外国に来てしまったかのように、何を仰有っているのかさっぱりわからない状態がつづいた。時間とともに、謎の言葉の意味が聞き取れるようになったころに、この土地深くに染みこんだ食文化のほんの片鱗が見えるようになってきた。それは、幸いと言っていいのかどうか、僕自身が能登に暮らし始めて、経済的に貧しく、日々の糧の多くをわずかな畑作と狩猟採取と贈与から得ざるをえなかったため、実体験的に知ることができたのだろう。「四里」とは、およそ十六キロ。その中心に暮らし、歩いて出かけて行って、一日のうちに戻って来られる範囲のことを言っている。その囲いのなかには、この場所の、まさにこの瞬間、しかない。巡る季節とともに、産み出される豊穣をじっくりと味わい、楽しむことこそが人生ではないか。ほんとうに豊かなものは、その外側にはおそらく無い。
1
2
より
中部地方
|
料理/レシピ
|
石川県
|
能登 ごはん便り
|
赤木明登
|
赤木智子
ドン!ドン!ドン!の棚ウォッチ――[文]つのだたかし[リュート奏者]
(2013年5月 1日)
鰤と雪の白|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子
(2013年2月 1日)
夫婦善哉|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子
(2013年1月15日)
報恩講|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子
(2012年12月15日)
たとえば筍|能登 ごはん便り 赤木明登+赤木智子
(2011年7月15日)
赤木智子の生活道具店
赤木智子
美しいこと
赤木明登、小泉佳春/写真
毎日つかう漆のうつわ
赤木明登、高橋みどり、日置武晴
美しいもの
赤木明登、小泉佳春/写真
双葉町には160年帰れない――放射能現地調査から/木村真三|...
朝食女子はじめました。|『いつかティファニーで朝食を 1巻』...
菅野美穂は“正解”か 「稲垣吾郎」と「堺雅人」の観相学|「週...
アムウェイ・プラザ東京|イマイマイズム見聞録[第1回] 今井...
吉右衛門「四女」を娶る「尾上菊之助」の使命|「週刊新潮」2月...
創価大学オープンキャンパス|イマイマイズム見聞録[第3回] ...
「梨花」と「辺見えみり」が火花散らす「代官山の変」|「週刊新...
話題
じぇ! 「壇蜜」と「尾木ママ」が教育で“ハァハァ”|「週刊新...
2013/5/17
話題
テレビ番組観覧|イマイマイズム見聞録[第13回] 今井舞「新...
2013/5/17
話題
“タイの呪い”は解けず「日本人ボクサー」17連敗|「週刊新潮...
2013/5/16
旅・街歩き
東京都・日枝神社|ゴリヤクゴリヤク!~編集部員Sが行く、幸せ...
2013/5/16
話題
捕手3人目「2000安打」谷繁元信のコワモテ伝説|「週刊新潮...
2013/5/15
話題
元キャンペーンガールは美しかった! 『藤牧秀健の顔整体マッサ...
2013/5/15
原節子の悲しき真実 DVD付き
[芸術新潮]展覧会チケットプレゼント!
> 話題
> 食・暮らし
> 旅・街歩き
> アート
> 連載
> ランキング
> Book Cafe 矢来町ぐるり とは?
> 運営会社:株式会社新潮社
> 免責事項
> プライバシーポリシー
> 著作権・リンクについて
> ご購入について
> お問い合わせ
Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。